群馬大大学院の入学試験で、面接官の女性教授からアカデミックハラスメント(教員の立場を利用した嫌がらせ)を受けたとして、同大医学部の男子学生(21)が、女性教授や大学を相手取り、慰謝料500万円を求めて、訴訟を起こす準備を進めていることが12日、わかった。 男子学生は9月、保健学研究科の博士前期課程の入学試験の面接で、研究者としての展望を語ると、女性教授から「なめてんじゃないよ、あんた。そんなんで研究者になれると思ってんの。それじゃ、テクニシャンじゃないか。甘ったれるのもいい加減にしなよ」などと罵倒されたという。 男子学生は、試験には合格したが、その後精神的に追い込まれ、不眠症やうつ病を発症したと主張している。男子学生は「大学側の事後の対応も許せない。説明もないし、謝罪なり誠意を見せてほしい」という。 女性教授は朝日新聞の取材に対し、「大学の入試の問題なので、個人的なコメントは控えたい
京都大学などで入試問題が「ヤフー知恵袋」に投稿された問題で容疑者が逮捕されました。発覚時から、いくつかのマスメディアの記者からコメントを求められましたがいずれもお断りしています。その理由は質問があまりに的外れだからです。 「ネットがカンニングを助長した可能性は」や「どのような手口が考えられますか」というもの。容疑者逮捕後には「若者が簡単に知恵袋のようなサービスで大学入試問題まで聞いてしまっています。大学のレポートではネットからコピーをしたり、検索エンジンを使って簡単に書いてしまうという安易な学生がいることについてお聞かせ願えませんか」というものもありました。 若者の安易なネット利用と知の劣化があるというストーリーで背景や動機を探る記事を書いているな。新聞社で事件記者をやっていたので記者の意図はだいたい推測できます。ネットを悪者にするのは想定内ですが、まさか知恵袋への投稿から、ネットコピペや
入試問題のインターネットへの投稿を巡っては、「ヤフー知恵袋」への投稿者と同じ「aicezuki」というハンドルネームが会員制交流サイト「ミクシィ」でも一時使われ、ミクシィでプロフィルを公開していた東京都内の高校に通う男子生徒がネット上で「犯人」扱いされる騒ぎも起きた。この生徒がツイッターでも、京都大の入試について書き込みをしていたため、騒ぎが拡大したらしい。 生徒は毎日新聞の取材に対し、「(問題発覚後の)27日午後に軽はずみで同じハンドルネームを使ったが、すぐにやめた。軽率な行動をして申し訳ないと思う」と話している。
受験生たちの努力を踏みにじる行為ではないか――。京都大学の入学試験で発覚した、インターネット掲示板「YAHOO!JAPAN(ヤフージャパン)知恵袋」を使った不正は、大学や受験関係者の間に戸惑いと強い憤りを広げた。 京大の入試本部が置かれている入試企画課前には、不正発覚を受けて、報道関係者が詰めかけた。26日午後9時半頃から広報課の職員が、インターネットの書き込みを印刷した紙を片手に経緯を説明。「これまでの入試で初めての事態だ」と硬い表情で語った。 報道陣からは、「試験の有効性は」と質問が出たが、「私からはコメントできない。あすの試験(医学部の面接)に全力を尽くす」と答えるにとどまった。今回の試験で携帯電話を使って注意されたケースは「なかった」という。 大阪市の大手予備校の担当者は、「ほかの受験生は京大に憧れて涙ぐましい努力をして受験に臨んでいるのに。やるせない気持ちになる」と落胆した。
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