岡山県笠岡市で行われたマラソン大会の小学生の部で、参加者263人のうち、262人がコースを間違い、結果として正確なコースを走り、先行集団から大きく離されてゴールした最後尾の生徒が優勝する、という珍事が起きた。 市の教育委員会によると、案内板が分かりにくかったため生徒はコースを間違い、最後尾の児童には自転車に乗ったレースを監視する係員がいたことで正確に誘導できたのだという。 あまりに早い到着に驚く係員 珍事が起きたのは2017年2月5日に開催された笠岡市主催の「第20回 べいふぁーむ笠岡マラソン」。笠岡陸上競技場をスタートし戻ってくるコースが設定されていて、子供からお年寄りまで参加でき、「ハーフマラソン:女子(50歳以上)」「ハーフマラソン:男子【陸連登録者】」「10km:女子 高校生」など30近い種目がある。 その中で、中学生、小学生3~6年の3キロレースが一緒に行われた。まず中学生からス