東芝は独自のアプローチによるクライアント仮想化ソリューションを提供する。クライアントPC上にユーザー用と管理用の二つの仮想マシンを稼働させ、セキュリティと管理性を向上させる「SV-PC(Virtual Style PC)」だ。クライアント仮想化技術の最前線を紹介する本特集の第4回は、東芝の「SV-PC」を取り上げる(編集部) 押切 洋 東芝 デジタルプロダクツ&ネットワーク社 「インテルvProテクノロジー」は、「インテル アクティブ・マネジメント・テクノロジー(インテルAMT)」「ダイレクトI/O向けインテル バーチャライゼーション・テクノロジー(ダイレクトI/O向けインテルVT)」「インテル トラステッド・エグゼキューション・テクノロジー(インテルTXT)」などから構成されるテクノロジの総称である。東芝は、ハードウエア仮想化支援機能であるダイレクトI/O向けインテルVTに着目し、同機能