IBMやCisco Systemsなど大手コンピューティング企業が提携し、より一般的なイーサネットネットワーク上で動作するファイバチャネル技術の開発を進めている。 ファイバチャネルは、ストレージエリアネットワーク(SAN)でサーバとストレージ機器を接続する方法としてハイエンドユーザーによく知られている技術である。しかし、ファイバチャネル接続を実装するには、別個にファイバチャネルケーブル、ネットワークスイッチ、およびサーバアダプタカードが必要で、同技術に精通した管理者も必要になる。 「Fibre Channel over Ethernet(FCOE)」に向けて提携した企業の1つであるEmulexのワールドワイドマーケティング担当エグゼクティブバイスプレジデントを務めるMike Smith氏によると、ファイバチャネルを一般的なイーサネット技術に組み込むことにより、提携企業らはその適用範囲を拡大