小飼弾氏のエントリ「VOCALOIDはただの道具です」について、100字のはてブコメントでは収まりきらなくなったので、エントリを起こしておきます。別に専門家じゃないですけど^_^; まず、冒頭の「そんなこと禁じる権利は誰にあるのか?」という点について、この権利は VOCALOID を開発したクリプトン社にあります(言うまでもないことですが)。開発者ブログに書かれているとおり、「VOCALOIDライブラリ使用許諾契約書」にこの条項が記載されていて、利用者がこれに同意したうえで VOCALOID を使い始めるのであれば、利用者はこの契約を守る義務があります。クリプトン社は、契約内容を決める権利があると同時に、契約に同意した利用者に VOCALOID の使用を認める義務がある(拒否できない)のであって、最後に述べられている権利と義務は別のものを指しており、的外れと言わざるを得ません。 ※ここでは