吉田猫次郎のブログ(2005年~2020年分) 事業再生コンサルタント・吉田猫次郎の旧ブログです。恥ずかしいけど残しておきます。2021年からは別の場所に移転しました。 さて今回は、オススメの本を2冊。 (1) 『官僚とメディア』 魚住昭著 角川書店 (2) 『トヨタの闇』 渡邉正裕・林克明著 ビジネス社 2冊とも、同じくらいオススメだ。 (1) は、マスコミ業界と官僚の癒着構造のようなものがよく理解できる。 新聞の政治経済面の記事は、額面どおりに読むだけでなく、そこに書かれていない「真実」を読み取ることが必要だが、その訓練を積むのにうってつけの本ではないかと思う。 新聞に書かれていることは「事実」かもしれないが、「事実」と「真実」は往々にして違うものだ。「事実」の表現のしかた次第で、「真実」の見え方が大きく変わってくるのだ。 (2) は、『年間1千億円にもなる日本一の広告宣伝費で首根っこ
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id:finalventもid:dankogaiも立ち位置はかなり近く、子供たちは残酷な現実をいずれ知るべきだが、時期は親が管理してもいいだろうということではないか。であれば有害コンテンツは自民党案のように削除すべきではなく、民主党案のようにセルフラベルを貼るべきだろう。児童虐待コンテンツについても有害と括るのではなく、児童ポルノ法で違法コンテンツと括って削除義務を課せばよい。 悩ましいのは保護者の多くでさえ世界の残酷さを知らないのではないかということだ。僕らは普通に肉を食い、自動車に乗り、米国の核の傘に守られて平和を謳歌しているにも関わらず、屠殺現場も、交通事故現場も、核兵器による惨禍も、なかなか知る機会はない。 これらの残酷な現実を適切なかたちで知れば世界は少し広がって、例えば極端な動物愛護とか、好戦的な政治的志向は減るのではないか。但し残酷な映像は強い刺激となり、思考を麻痺させること
中学受験国語は色々な意味で面白いんだが高校受験国語は色々な意味で悩ましい。とはいえ高校受験小論文指導をしているときに、こんな話をした。設問は、科学と技術が人類の生活をどう変えたか。そして科学のもたらす未来はどうあってほしいか。 中学生くらいだと具体例のストックが脳内に全然ないから抽象的な作文ばかりになってしまう。しかし読ませる作文は具体例が盛り込まれていなければならない。発想法としては、マンガを描く際の発想法と同じで、「科学の功罪」という言葉から連想されるものを列記し整理し構成し、自分がどうその未来を作ることに関わるか、というまとめをするのが望ましい。で、科学の功罪の例を生徒たちに示してみた。 「火薬」の発明により「鉄砲」が生まれた。これにより戦争方法がそれまでの個人戦闘から集団戦に変わった。「鉄砲」登場以前は、武器、たとえば鎧や兜や槍や刀剣は高価であり、高価であるがゆえに貴族のみが武器を
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