「デジタル世代の若者たちの話題は、明日にはすでに移っている」 角川アスキー総合研究所代表取締役 角川歴彦社長はそう語る。4月1日、同研究所が発表したツイッターからエンターテインメントコンテンツの人気を分析できるサービス『キャッチ・ザ・モーメント』(Catch The Moment)だ。 「ツイッターには膨大な情報が流れている。映画はもちろん、テレビや芸能、スポーツ、アニメなどの感想があふれている。どうしたら情報を活用できるか考えて、コンテンツを軸にしたフィルタリング、ランキング、レーティングをしようと」 KADOKAWAが「芸能人・著名人」「テレビ」「映画」「お出かけ」などエンタメ辞書を独自作成。NTTデータからBotのツイートを排除したフィルタリングデータの提供を受け、東京大学の喜連川優研究室で分析する。エンタメ情報の評判を30秒~60分単位で把握できる仕組みだ。 「東京大学の喜連川教授