モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)は10月27日、恒例となった東京国際映画祭期間中のセミナー「第7回MPAセミナー」を六本木アカデミーヒルズ49オーディトリウムで開催。昨年に続いて、今年も「サイトブロッキング」について様々な角度から議論が行われた。(上写真は登壇者) サイトブロッキングは、海外のサイトにアップロードされている違法ファイルへの国内ユーザーのアクセスを、国内のISP(インターネットサービスプロバイダ)側で遮断してしまう仕組み。オンラインでの著作権侵害に対する有効な対抗手段として注目されており、すでに42の国がサイトブロッキングを可能とする法制度を導入している。しかし、日本では肯定派と反対派の意見対立が激しく、導入には至っていない。各国でサイトブロッキングの導入を推進しているMPAは、日本でもセミナーを通してサイトブロッキングに対する人々の理解を深めたい考えだ。
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