4月13日午前2時30分。 私は地元西荻窪の居酒屋のカウンター席に編集者T君と並んで座り、マグロ刺身や山芋の千切りなんかをつまみながら焼酎を飲んでいた。 何だか疲れていた。 疲れ果てていた。 先日の朝9時から今までに起こったことをゆっくりと何度も反芻し、そして何かが蘇るたびに頭の中はくるくると何かが回転するような感覚に囚われた。頭に蘇った何かを私はときどきT君に向かって口にした。その言葉に彼は大きくうなづいたり時には反論したり、ここだけの話ですけどねえなどと紋切り型に切り出して私の感心を誘おうとするのであった。 ああ、そいうえば、と私は思った。 昨年の今頃もこの店でこうして二人でカウンターに並んで焼酎を飲んでいたなあ。昨年は私は電王戦第3局の観戦記担当で、船江五段がツツカナに敗れた。その対局後T君と二人で千駄ヶ谷から最終電車に乗り西荻のこの店にたどり着いたのだ。 そして二人で人間がコンピュ
ブログは下記URLに引っ越しました。 https://www.toyama-shogi.com/ 日本将棋連盟棋士。 将棋の内容は、完敗と完勝が1つずつ、接戦が3つでした。 接戦となった3局は、長いねじり合いの末、コンピュータの粘り強さに屈しました。 全体的に競った将棋が多かったですが、結果でみれば1勝4敗で、2回(+リベンジマッチ)で3勝7敗1持という結果はソフトの実力を表しています。 ここまでの結果を、ある程度実力を計る意味で順位戦のクラスで分けてみると B級1組以上…1勝2敗 B級2組以下…2勝5敗1持 となり、谷川会長の「ソフトの実力はプロの中位以上」という言葉はしっくりきます。 ソフトの実力はすごいところに来ている、それがハッキリしました。 イベントとしては、トラブルもあって途中は不安も抱きましたが、第4・5局の視聴者数や世間の反応を見ると、将棋の世界を知らない人まで巻き込んだビ
コミカルな日本語ロゴタイプフォント「はらませにゃんこ」を製作した稲塚 春さんが、今度はあえて読めないようにして文様として扱うスタイルのフリーフォント「MagicRing」をリリースしました。商用・非商用問わず書籍・ゲーム・イラスト・映像などで利用することは自由で、改造フォントを作ることもOKですが、その改造フォントを配布する時には名前を変更することが必須です。 フリーフォント「MagicRing」 http://inatsuka.hp2.jp/extra/magicring/ 使用時には、ページ下部にある「Download」をクリック。 ダウンロードしたmagicring.zipをExplzhなどで解凍。 中身は説明書のテキストファイルとフォントファイル(MagicRing.ttf)の2つ。フォントファイルを開くと…… このようにプレビューが表示されます。上部の「インストール」をクリックす
「極道大戦争」のメガホンをとる 三池崇史監督(左)と主演の市原隼人[映画.com ニュース] 俳優の市原隼人が、三池崇史監督の最新作「極道大戦争」に主演することが明らかになった。2人がタッグを組むのは、「神様のパズル」(2008)以来約6年ぶり。世界初の極道バンパイア映画に挑む三池監督は「サヨナラ、軟弱で退屈な日本映画。誰も望んではいませんが、勝手に初心に戻って大暴れです! ごめんねみんな、クランクアップまで生き残ろうね」とコメントを発表しており、文字通り大暴れを宣言した。 直近3年間(12~14)で7本のメガホンをとるなど、ジャンルを問わず精力的な活動を続ける“世界の三池”が、ヤクザ映画や活劇といった原点回帰の路線からさらに踏み込んだ新作に着手する。完全オリジナルストーリーの今作は、撃たれても、刺されても死なない伝説のヤクザの親分が実はバンパイアで、かみつかれた者は次々とヤクザ化してしま
昨日に引き続いての話題、 テヘラン中心部のエンゲラーブ通りの一角、本屋街にて。 コーラン専門店がありました。 右奥に写っているおじさん、カメラを見て「中に来い、来い」と手招き^^ 中にあるのは、コーランやコーラン関連書ばかり。 背表紙がきらびやかなものが多いです。 訳されたコーラン。 ヨーロッパの言語を取り揃えています。 中国語はありましたが、日本語はありませんでした。 こんな小さな、携帯版も。 カード状のものもありました。 店の外には、コーランを乗せる台がずらり。 床(絨毯)ではなくこの上に置いてお祈りすることで、 見やすいという以外に、 コーランへの敬意を示すという意味合いもあるようです。 同じ一角ですが、別の書店。 こんな地震が怖くなるような構造、あちこちで見かけました。 このお店に、マカロンを作るためのDVD付きの本があって、 しげしげと見ていると。 興味あると思われたようで、奥か
平家物語の音楽その1 ─平安・鎌倉時代の雅楽はこんな曲!? ─ 本稿は、2012年京都市立芸術大学音楽学部オープンスクールで催された日本伝統音楽特別講座(10月13日、於大学講堂)の講演内容に一部加筆して掲載するものです。2011年オープンスクールでの「源氏物語の音楽」に引き続き、本年度(2012)は平家物語に描かれる雅楽の演奏シーンを取り上げました。曲目は平家物語の小督局(こごうのつぼね)が弾く〈想夫恋(そうふれん)〉と、平重衡が奏でた〈皇麞急(おうじょうのきゅう)〉です。レクチャーに加えて、京都市立芸術大学大学院音楽研究科博士後期課程在学生有志と京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター教職員有志による平安末期・鎌倉期の雅楽譜にもとづく再現演奏も行いました。 プログラム 想夫恋(そうふれん) ~こんにちのスタイルによる~(拍子二まで) 想夫恋(そうふれん) ~平安時代末期・鎌倉時代の古
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