今日は大変涼しくて過ごしやすかった。毎日このくらいだと楽でいい。のだけど。 日常を描くという意図の下に描かれたものは日常でない、という言説を聞いて頭を抱えた。ルネ・マグリットの「これはパイプではない」じゃあるまいし、そういう言葉遊びを通俗的表現のレイヤーに持ち込むなよ、とは思う。それを云い始めたらなんでも別のものに摩り替えられるんだからさ。 ちょっと気になる文章があったので抜粋。 以前にも述べたように、観てくれる前提の人間に対してしか門戸の開かれていないanimationというのは否定されるべきである。少なくとも、「祭り」に参加することが前提となっている人間の評価を作品の評価に含めるのはおかしい。参加しない人間をいかに説得できるかということが作品の評価であるからである。 こういうのを規範批評という。内的規範によって外的な存在である作品を批評する。それ自体は批評というものに介在する普遍的な問
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