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2008年6月11日のブックマーク (1件)

  • 商工ジャーナル2008年6月号 『SPA化が進むアパレル業界と外国企業の参入』

    アパレル業界は市場規模の縮小に歯止めが掛からないまま、SPAのメジャー化によって小売業とメーカーの際がなくなり、景気後退とともに販売チャネル間のバリュー競争が激化して高コストな百貨店流通が急速に凋落しつつある。 衣料品の市場規模は91年をピークに毎年縮小が続いており、07年下期には通年ベースで91年比66.9%まで縮小。家計支出に占める被服履物支出比率(エンゲル係数と同様にファッション係数と呼びたい)も91年の7.28%から07年下期には通年ベースで4.23%まで低下してしまった。この間に衣料品比率の高い百貨店の販売効率は58.5%に、ショッピングセンターの販売効率は57.2%まで低下している。アパレル業界はまさに構造不況業種と言わざるを得ないのが実情だ。 その一方で、売上対比の小売不動産比率(家賃、保証金金利、内装償却費など)は93年の14.0%から07年には20.3%に、販売人件費率