2011年9月21日8:00 2. 中国大手BtoCサイトの比較と共通傾向 表5.1では、中国BtoC売上高トップ10サイトの月間UV数、平均転換率、客単価、売上高を比較する。 出店数、商品数、ユーザー数ともに断トツトップの淘宝商城のみがプラットフォーム型BtoCサイトであり、2位以下はすべて垂直型(自社型)BtoCモデルとなっている。 表5.1 中国BtoC売上高トップ10サイトの比較 大手自社型BtoCサイト9社には、自社物流ネットワークの構築、専門ECサイトから総合ECへ移行、戦略投資家の導入という3つの共通傾向がある。 競争が激化する中国BtoC市場では、事業者にとって、資金力、商品開発力、物流、サービス、プロモーション、低価格提供等、総合力が問われる時代に突入したと言える。 ※本記事は「中国ビジネスレポート~中国EC市場で成功するための実践的マーケティング手法と成功事例」に掲載さ
2011年9月15日8:00 第五章 中国EC市場のプレイヤーたち 本章では、中国EC市場を盛り上げ、急成長を支える主要プレイヤーはどんな会社か、どのようにして成功したかを紹介し、成功社からヒントを得る。また、これらの企業を比較分析し、中国EC事業者の発展傾向も紹介する。 1. 中国EC市場の主要プレイヤー 1) 淘宝網(www.taobao.com)&淘宝商城(www.tmall.com) 第3章参照。 2) 京東商城(www.360buy.com) 京東商城は中国最大の自社型BtoCサイトである。2004年設立当初は3C商品(3C: Computer、Communication、Consumer Electronic)専門のECサイトだったが、認知度の向上と3C商品粗利率の低下により、書籍、アパレル、子供用品、食品など、11のカテゴリーに範囲を広げてきた。 2010年時点、2,000万
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