Microsoftは米国時間7月31日、米証券取引委員会(SEC)に年次報告書を提出した。その報告書の中で、同社は、最近行った買収に関する財務データばかりでなく、オープンソースとGoogleやAppleの脅威に対する同社の認識と対抗策の一端も公式に明らかにした。Microsoftの最高経営責任者(CEO)であるSteve Ballmer氏は、先ごろ行われた財務アナリストとの会見でも、冒頭でこうした問題点の多くについて言及していた。 同報告書の「Challenges to our business model may reduce our revenues and operating margins」(対抗するビジネスモデルによる減収および営業利益率低下の可能性)と題した章で、同社は、Linuxとの競合により製品価格の引き下げを余儀なくされれば利益が悪化する可能性があると繰り返し述べている。
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