昨夜、“バラエティにおけるイジメ”について考えていた。 話の発端となったのは、スギちゃんの事故を受けてコラムニストの小田嶋隆氏が昨今のバラエティ番組について語った、一連のツイートである。小田嶋氏は、スギちゃんが10メートルの飛び込み台から落下したという報道を受け、「21世紀のバラエティーにおいて、最も確実に笑いが取れるのは、誰かが心底からおびえている姿を、大勢で取り囲んで笑っているシチュエーション」と語り、更に「テレビ画面の中に体育会の新人イビリみたいな笑いが蔓延していることについて、画面の中の人たちが口をぬぐっている」「言葉や演技で笑いが取れない場合、番組企画は「公開処刑」か「ドッキリ」に行き着く。いずれも「パニックに陥った人間が見せる滑稽な仕草」を笑うだけの、ひとっかけらの創造性もない笑いだが、打率は高い」などの持論を展開した。 ・テレビの中でいじめが蔓延している、という小田嶋隆さんの