以前、残業が増えるメカニズムと、 (国民全体で頑張っているというよりは単に仕事が偏っているだけなので)経済全体も ぱっとしないという話を述べた。 では、ホワイトカラーの生産性まで低いのはなぜだろうか? 家庭が崩壊しようが、会社の隣で失業者が倒れていようが、正社員はいっぱい働いて いるわけだから、労働生産性自体は上がっていてもよさそうな物だが、実際には むしろ逆である。要は無駄が多すぎるのだ。 これについては諸説あって、たとえばヨーロッパやアメリカには就労者にカウント されない不法移民がいて、生産性がかさ上げされているとか、日本にはいわゆる ノンワーキングリッチがいるからといった議論がある(両方、真実だろう)。 ただ、個人的には本質的問題はもっと深いところにあると考えている。 それは、現場レベルでの思考停止だ。 なにをしようが、処遇が大きくは変わらない状況で、人はどうなるだろうか。 何もしな
![ホワイトカラーの生産性が低い理由 - Joe's Labo](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7b5ebcf3aa92a76073e7decf5db8cad32113cf2b/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51iEI9OVEZL._SL160_.jpg)