ミャンマーで初めてとなる証券取引所が、日本の大手証券グループなどの出資によってオープンし、企業が株式市場を通じて資金を調達できるようになり、さらなる経済成長につながると期待されています。 開所式では、ミャンマーのウィン・シェイン財務相が「一般市民が幅広く投資できる株式市場を整備していく」とあいさつし、東京証券取引所の宮原幸一郎社長が「証券取引所が、ミャンマーの経済発展に資するよう新たな挑戦を続けていく」と述べました。 オープンに向けて、取引所には6人の日本人職員が派遣され、システムの開発や運営のノウハウを提供してきました。 ミャンマーでは7%を超える高い経済成長が続いていますが、新興企業は銀行の融資を受けるのが難しく、新たな事業を立ち上げるうえで資金の確保が課題となってきました。証券取引所ではまず国内の銀行など6つの企業から上場の申請を受け付け、来年2月にも取り引きを始める予定で、その後さ