※注意※ これは自分自身の失敗ストーリーです。そしてかなり具体的な内容が書いてありますので部分的にフィクションを混ぜてあります。誤解なきよう。むしろフィクションじゃないか?ぐらいで読んでもらえると嬉しいです。 私は2016年にSalesforce.comからビズリーチへ転職しました。転職するまでの約1年半、業務終了後のプライベートな時間を使って外部から支援する”草ベンチャー”と呼ばれていた期間を経ての入社でしたので社内の人々の顔はもちろん、ある程度の性格や現状の課題も理解していました。それでも大きな失敗から逃れることはできず、自分の無力さに打ちひしがれる日々を過ごすことになります。 大きな失敗① SFA定着化での大混乱私が入社した2016年はすでにSalesforceのSFAが導入済みでした。しかし、自身がSalesforec.comで経験したものとは乖離がある運用になっており、このままイ
勘違いされやすい概念に、「コミット」というのがあります。 「たくさんのチップを投入してしまって、もう降りられない状態」と思ってませんか? そんなに間違えてはいないのですが、でも本当の意味合いとは結構違います。 問題: 例えば、400-800のブラインド、アンティが100。9人テーブル。入賞はまだまだ先です。 ゲームスタート時に8000点持ちでテーブル最下位だとします。 全員フォールドで回ってきて、カットオフから1800点にレイズ。残りは6100点です。ここで、BBがオールインしてきました。コールしますか? ハンドが書いてないから何とも言えない? まあその主張は一理あるでしょう。 ここで、コールするのに必要な勝率はハンドに関係なく計算出来ますよね? リスクは残りのスタックの6100点。 コールした後のポットは7900×2+400(SB)+900(アンティ)=17100点。 この17100点が
ポットサイズとは そもそもポットとは ポットとは、ポーカーのゲームにおいて、すでにベットされたチップを指します。 ベットされたチップは、テーブルの中央に集めておきます。このチップは、すでにベットされているので、フォールドしても戻ってきません。 ポットサイズとは ポットサイズというのは、ポットのチップ量のことです。 「ポットサイズが大きい」というのは、みんながたくさんベットして、ポットのチップ量が多い状態です。「ポットサイズが小さい」というのは、その逆で、みんながあまりベットせず、ポットのチップ量が少ない状態です。 このポットサイズを自分のハンドの強さに応じてコントロールしようというのが「ポットコントロール」という概念です。 ポットコントロールにおける基本 ポットサイズのコントロールにおける基本はシンプルです。 自分のハンドが相手よりも強いときはポットサイズを大きくする 自分のハンドが相手に
「ショーダウン・バリュー」とは、自分のハンドでショーダウンを行ったときにどのくらい価値があるかという考え方です。 たとえば、自分のハンドがナッツのときは、ショーダウンまで行けば、ポットは全て自分のものになるため、ショーダウン・バリューはめちゃくちゃあります。 一方で、例えばコミュニティカードがA❤︎A♠︎Q♣︎T♣︎9♣︎みたいなハンドのときに、自分のハンドが6♦︎5♦︎とかだと、勝手いる可能性はほとんどないでしょう。このとき、ショーダウン・バリューがないといいます。 一般的に、Aハイやトップペアではないワンペアというのは、勝率は低いですが、ショーダウン・バリューがないわけではありません。こういうハンドのときは、ブラフをしてポットを膨らませてしまうよりも、ポットサイズをコントロールしながらショーダウンを目指すのが良いと言われています。 また、ショーダウンバリューがあるときに、小さくベットす
オープンレイズについての解説 ポーカー(テキサスホールデム)における、オープンレイズ時のスターティングハンド表(ハンドレンジ表)を紹介しています。その前に、オープンレイズについて、少しだけ説明します。 オープンレイズとは オープンレイズとは、プリフロップにおいて、スモールブラインド・ビッグブラインドを除いて、まだ自分の前に誰もレイズしていない状況を指します。つまり、自分が一番最初にレイズできる場面ということです。 ポジションが前の人ほど、後ろに強いスターティングハンドを持っている人がいる可能性が高まるので、オープンレイズで参加できるスターティングハンドが絞られます。逆に、ポジションが後ろの人ほど、自分より後ろに強いハンドを持っている人がいる可能性が低いので、オープンレイズで参加できるスターティングハンドが多くなります。 なお、既に、自分より前にレイズしたプレイヤーがいる場合、自分のレイズは
そもそも期待値とは 期待値とは 期待値とは、ある条件で何かを行ったときに,その結果として得られる数値の平均値のことです。 たとえば、コインを投げて、表なら「0円」、裏なら「100円」がもらえるゲームがあるとき、実際にもらえるのは0円か100円のどちらかですが、このゲームでもらえるお金の期待値は(半々の確率で表・裏が出るとして)50円ということになります。 長期的には期待値に収束する 先ほどのゲームであれば、一回でもらえる金額は0円か100円のどちらかです。 では、このゲームを2回やった場合、必ず1回は表・1回は裏になるかというと、そんなことはなく、25%の確率で表表と続きますし、25%の確率で裏裏と続きます。このゲームを3回やった場合も、12.5%の確率で表表表と続きますし、同じく12.5%の確率で裏裏裏と続きます。 しかし、ゲームの試行回数が増えるほど、偏りは徐々に補正されていき、期待値
さて、エクイティの計算方法は簡単で、ポットのチップ量 × 勝率で求められます。 プレイヤーAの勝率は21%なのでポットの21%分、つまり35,070ドルのエクイティを持っているということになります。プレイヤーBは勝率が79%なのでポットの79%分、つまり131,930ドルのエクイティを持っていることになります。 エクイティとは、あくまでもその時点での仮想的な取り分であり、その後にめくれるカードによって、常に変動します。また、最後のリバーでは勝敗が確定するので、最終的にはどちらかのエクイティが100%、もう片方のエクイティが0%となります。 ポーカーはエクイティを奪うゲーム ポーカーの本質は、自分のエクイティを増やすゲーム、或いは、相手のエクイティを奪うゲームだといえます。 それぞれの具体例について、見ていきましょう。 自分のエクイティを増やす方法 自分のエクイティを増やす方法は簡単で、自分
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