仏ブザンソン自然史博物館(Besancon Natural History Museum)で撮影されたカエル(2008年8月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/JEFF PACHOUD 【4月30日 AFP】両生類では初めて、カエルのゲノム(全遺伝情報)の解読に米ロチェスター大学メディカルセンター(University of Rochester Medical Center)などの国際チームが成功し、29日の米科学誌サイエンス(Science)に発表した。 研究チームは、サハラ以南アフリカに生息する完全水棲のネッタイツメガエル(Xenopus tropicalis)のゲノムを解読した。ゲノムの大きさは約17億塩基対で、遺伝子は2万~2万1000個。 うち約1700個の遺伝子はがんやぜんそく、心臓病とつながりのあるヒトの遺伝子とよく似ているため、ヒトの遺伝子が最も基本的なレベルでどのように
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