2回にわたり、野村総研が発表した調査結果『オタク市場の研究』に関する投稿をしました(野村総研発表『オタク市場:12分野で172万人 規模は4110億』の妥当性、innovators として認知されたオタクは influencers に成長できる?)。2回とも、調査内容と提言の妥当性に関して、疑問を投げかけるような投稿内容となりました。 今回紹介するのは、電通が発表した調査結果とその提言です。報告書の概要も公開されていないので正確な評価はできないのですが、新聞記事を読む限りにおいては、納得できる部分がありました。 情報源は、『ネット利用者の商品購入までの過程、「評価チェック」最多、電通が報告書』(2005年10月18日 日経産業新聞 2面)です。 電通は「ネットアクティブ男女の情報&消費生活」と題した報告書をまとめた。報告書では、ネットの普及により消費者が商品を知ってから購入するまでの過程で