松永さんの新しい本を読みました。 食の安全と環境−「気分のエコ」にはだまされない (シリーズ 地球と人間の環境を考える11) 作者: 松永和紀出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2010/04/20メディア: 単行本購入: 17人 クリック: 328回この商品を含むブログ (18件) を見る 日本の農業と環境に関する入門書というところでしょうか。 農業が人類の行ってきた最も古くて最も広範囲の環境破壊であるということと、食の安全水準向上と環境負荷の削減は相反する要求だということが理解できている人なら、本の帯にある「目からウロコ」が落ちることはないでしょう。 松永さんは農業が好きなんだなということがよく伝わってきました。 私にとっては日本の農業はあまりにも身近すぎて冷静になりにくいテーマなので。 農地解放で土地をとられたと恨み節の祖父世代、農家の嫁は牛や馬並みなのだから絶対になるなと娘に言