10月16日、「企業再生支援機構(新機構)」は昨年10月の業務開始から1年が経過する。この間、日本航空やウィルコムなど7案件の支援決定を公表しているが(10月11日現在)、再生の成否を判断できるのはまだ数年先で、少なくとも3年前後の期間が必要となる。そこで1つの参考になるのが、2003年4月から2007年3月まで活動を続けた「産業再生機構(旧機構)」の存在だ。旧機構が手がけた41案件のその後を追跡することで、新機構案件の今後の姿が浮かび上がる。 帝国データバンクでは、産業再生機構が支援した41案件のうち、後に倒産したアメックス協販とダイア建設の2社を除く39社について、支援終了後のスポンサー動向のほか、直近決算(2009年度)の売上動向・財務状況を調査・分析した。同様の調査は2009年9月に続き2回目となる。 なお、カネボウについては本体企業のほか主要な事業を継承した5社も業績調査の対象と
かさむコストと低運賃のなかでトラック事業者の苦労が続いているが、それに追い打ちをかけるような「カンベンしてほしい」話に事欠かないのも実情だ。 現場で耳にした、そんな数例をまとめてみた。 ■不渡り8700万円 「えっ? だれがそんなことを...。冗談じゃない」と、1本の電話が社長の表情を一変させた。 受話器を置いた社長に話を聞くと「ウチが8700万円の不渡りを出したというので、心配した旧知の同業社長が連絡してきた」と呆れ顔。同社は中堅規模の運送会社で、社長も人格者。最近、取引先1社の経営不振で焦げ付きが生じたのは事実らしいが、大騒ぎする金額ではないし、同社の不渡りは事実無根の話だった。 「もらい手形はあるが、そもそもウチは手形を振り出したことがない」と話しながら、社長は金庫から数枚の紙片を取り出した。見ると、ウワサされている金額に匹敵する金額の手形。「カネに困っているなら、とうの昔に割ってい
運送事業者の残業代未払い問題が相次ぐ中、会社の不備に乗じて、労基署を利用して事業者から残業代あるいは賃金を故意にせしめようとするドライバーがいるようだ。 「労基署はドライバー側の立場に立ちすぎ」と批判する事業者の声もあるが、コンプライアンスの徹底は、会社を守る意味でも今後の重要な課題だといえる。 埼玉県の事業者に入ってきた40代前半のドライバーAは、当初は真面目な勤務ぶりを見せていたが、3か月後、配車の指示に「あれはいやだ、これはいやだと仕事を断るようになった」という。 困った配車担当は結局、Aへの配車を諦め、仕事をしないまま1か月が経過した頃、同社へ労基署から連絡が入った。 「賃金未払いの相談があった」という労基署の話を聞いた社長は、仕事を断ったAが労基署へ駆け込んだことを知った。 Aは1か月以上も出社せず、仕事もしてなかったため、同社としても賃金を支払う必要なしと考えていた。しかし、労
ロシア・ソチ(Sochi)で、2014年からのF1世界選手権開催契約に合意し、調印式に出席するロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相(右)とF1開催権利などを管理するFOA(Formula One Administration)のバーニー・エクレストン(Bernie Ecclestone)会長(2010年10月14日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER NEMENOV 【10月15日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相は14日、自動車レースのF1世界選手権を2014年からロシアで開催することで、運営組織と合意し、契約を締結した。 F1開催権利などを管理するFOA(Formula One Administration)のバーニー・エクレストン(Bernie Ecclestone)会長とプーチン首相が、ロシア南部のソチ(S
都内で行われた発表会見に出席した福山雅治(Masaharu Fukuyama、2010年10月14日撮影)。(c)AFP/Harumi OZAWA 【10月15日 AFP】NHKエンタープライズは14日、現在放送中の大河ドラマ「龍馬伝」が台湾、韓国、タイで放送されることが決まったと発表した。 幕末を駆け抜け明治維新に影響を与えた坂本龍馬の生涯を描く「龍馬伝」は大ヒット。龍馬人気が沸騰し、数々の雑誌の表紙や製品の宣伝に龍馬が使われている。 発表会見に出席した主演の福山雅治(Masaharu Fukuyama)は、別れや挫折を経験しながらも前に進んだ龍馬のひたむきさは、海外でも共感を呼ぶと思うと語った。 台湾では11月、韓国とタイでは来年初めに放送が開始され、中国本土、香港、ベトナムでも放送が検討されているという。(c)AFP
ハンガリーの首都ブダペスト(Budapest)で自身初監督作品を撮る米女優アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie、2010年10月13日撮影)。(c)AFP/INDEX SZABOLCS BARAKONYI 【10月15日 AFP】米女優アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)が初監督を務める映画のボスニアでの撮影許可が取り消されたことに対し、ジョリー側は14日、取り消し撤回を求めるためにボスニア・ヘルツェゴビナ当局に脚本を提出したことを明かした。 同作品は1992~95年のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を舞台にしたラブストーリーだが、地元メディアがセルビア人男性とこの男性にレイプされた被害者女性との恋愛が描かれると報じたことから、戦争で犠牲になった女性たちの団体が猛反発。当局が撮影許可を取り消した。 ボスニア文化相は13日のラジオ放送で、脚本を読んだという人
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