世の中全体が不景気感に包まれ、一段と職探しが厳しくなっている昨今。子どもの頃に、漠然と抱いていた希望の職業に就けるいうのは、本当に一握りの幸せな人なのかもしれない。日本同様に厳しい就職環境の英国では、小さな頃から夢見ていた玩具メーカー・レゴ社への就職を果たした23歳の男性がいる。この男性は、8歳のときに「どうしたらレゴで働けるんですか?」と直接手紙で問い合わせ、返事でもらったアドバイスをしっかりと守った結果、夢を手にしたそうだ。 英ダービー大学の発表などによると、この男性はエセックス州ベンフリートで暮らすサム・ジョンソンさん。レゴブロックで建物や車などを作って遊ぶのが大好きだったという彼は、8歳にして同社で仕事するのを夢見ていた。その時点で、彼は「レゴでおもちゃデザイナーになりたい」と両親に宣言。子どもなりに一生懸命考えた1通の手紙をレゴ社へ送った。 手紙で「レゴのブロックで遊ぶのがどれだ