(CNN) インドネシアの北モルッカ諸島でこのほど、世界最大とされるハチ「ウォレスズ・ジャイアント・ビー」が見つかった。このハチは1981年を最後に目撃例が途絶えており、科学者の間では絶滅が危惧されていた。 研究グループがウォレスズ・ジャイアント・ビーを「再発見」したのは1月25日。生きた個体の写真と動画の撮影に初めて成功した。このハチの翼幅は2.5インチ(約6.4センチ)で、体は人間の親指ほどの大きさがある。 自然写真家のクレイ・ボルト氏ら4人で構成されるチームは長年このハチの研究を続けており、今回インドネシアの森を数日にわたり探索した末、ようやく遭遇できた。 再発見を受け、一帯に他にも生息地の森が存在するのではないかとの期待が再び高まっている。国際自然保護連合(IUCN)はこのハチを「危急種」に分類している。 過去にウォレスズ・ジャイアント・ビーを目撃した記録があるのは2人だけだ。1人
![「世界最大」のハチ、38年ぶりに発見 インドネシア](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4fa92253b54b7ba0b4ff0d20bad09a9116311c11/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cnn.co.jp%2Fstorage%2F2019%2F02%2F22%2Ff2c6b6c836a176b7dab80cda98ed0083%2Fgiant-bee-composite-super-169.jpg)