東北電力女川原発がある宮城県で4日に震度5強の地震が発生した際、東北電本店(仙台市)が事故警戒のため国との情報共有に使うテレビ会議システムを、地震発生から約2時間にわたって接続していなかったことが9日分かった。 東北電は「あまり早い段階で原子力規制庁に接続すると、原発と本店間の情報収集が阻害される」と、故意に接続しなかったことを認めている。国と電力会社本店とを結ぶテレビ会議は東京電力福島第1原発事故を教訓に導入されたが、東北電は社内での情報収集を優先させ、国への対応を後回しにした形だ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く