日本のインテリには、自由貿易主義者が多い。 多いといいますか、なんというか、原理主義的に、なにがなんでも、自由主義じゃないと、ヒステリーを起こす連中ばかり、と言った方がいいだろうか。 小林よしのり風に言うなら、純粋真っ直ぐ君的に、自由貿易主義に反する臭いをかぐと、受験勉強の悪い癖なのか、どうも、むずむずして、一家言ぶたないと、スカッとしないようである。 しかし、(萱野さん風に言うなら)ナショナリズムは、各国の「当然の権利」なのだから、こういう態度は、「国益」を損ねる場合もあるんじゃないのか、とでも言いたくなる。その場その場で、「国益」を選択することこそが、 功利的な 態度と言うべきで、なにがなんでも、自由貿易って、かえって、相手にとって、組みし易しってことでしょう。 その純粋っぷりの、よって来たる動機ってなんなのだろうと考えると、 ベタで、自由貿易主義を「信仰」にまで高めて、日々、神社でお