伊藤忠商事は18日、米食品大手ドール・フード・カンパニーの缶詰や飲料などの事業を16億8500万ドル(約1330億円)で買収することを正式に決めた、と発表した。果物ジュースなどで知られるドール社のブランドを生かし、海外の食品事業を強化する。 買収するのは、ドール社が欧米やアジアなど約90カ国・地域で展開する缶詰などの加工食品事業と、アジアでバナナやパイナップルを生産・販売する青果物事業。伊藤忠はグループ傘下にある中国の食品会社の販売網などを通じて、ドールブランドの製品を売る。 伊藤忠は買収した事業を運営する子会社を100%出資で11月に設立し、経営陣を派遣する。中国などアジアでは果物の加工品の需要が伸びるとみている。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら 関連記事伊藤忠