12日午前9時40分頃、兵庫県宝塚市東洋町の同市役所1階市税収納課で、男がカウンター越しにガソリンのような液体が入った火炎瓶を2本投げ込んだ。火は1階に燃え広がり、約2200平方メートルを焼いて約1時間後に消し止められたが、職員や来庁者ら6人が煙を吸い込むなどし病院に搬送された。男は市職員の男性(44)らに取り押さえられ、県警宝塚署員が現住建造物等放火容疑で現行犯逮捕した。 同署の発表によると、男は同市山本南、無職高橋昭(しょう)治(じ)容疑者(63)。病院に運ばれたのは50~25歳で男性3人、女性3人。6人のうち4人は市職員で、いずれも軽傷という。 同署幹部や市税収納課職員によると、高橋容疑者はガソリンのような液体が入ったポリタンクと火炎瓶を入れたバッグを持って午前9時30分頃に来庁した。自宅マンションの固定資産税を滞納して、預金通帳などを差し押さえられたとし、同課の窓口に「生活ができな
大阪府の松井一郎知事(日本維新の会幹事長)が、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場に配備されている新型輸送機「MV22オスプレイ」訓練の一部を大阪府内で受け入れる意向であることがわかった。6日に菅官房長官と会談した際に表明する。 会談には、橋下徹大阪市長(維新の会共同代表)、沖縄県の地域政党「政党そうぞう」の下地幹郎代表が同席する。橋下氏が在日米軍に風俗業の活用を提案した発言などに沖縄で反発が広がっており、基地負担軽減への姿勢をアピールする狙いだ。 受け入れの候補地は、関西、大阪(伊丹)、八尾の3空港などが想定される。ただ、受け入れ可能性について具体的な検討はしておらず、松井氏は「訓練地は国が検討して決めることで、大阪に決まれば受け入れ先を説得するなど努力したい」と話している。
脂肪の消費にかかわるたんぱく質を作る遺伝子の働きが悪いと肥満になりやすいことを、京都大の辻本豪三教授らが突き止めた。この遺伝子を活性化する物質を見つければ、肥満改善薬の開発が期待できる。20日の英科学誌ネイチャー電子版に掲載される。 辻本教授らは、「GPR120」と呼ばれる遺伝子が欠損したマウスと正常なマウスに対し、脂肪を多く含んだ餌と普通の餌を16週間与え続け、体重の変化などを比べた。 その結果、通常の餌では両者に違いは現れなかったが、高脂肪の餌の場合、欠損マウスは正常なマウスに比べて体重が平均15%増え、脂肪の量も2倍になった。欠損マウスの肝臓では、脂肪を作る酵素が増えて脂肪肝になり、糖尿病に似た症状も出た。 欧州で約2万人の遺伝子解析を実施したところ、GPR120の働きが悪い人は、正常な人の1・6倍も肥満になりやすいことも確かめた。辻本教授は「GPR120は脂肪の消費と蓄積のバランス
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