現在のWindowsのフォントは、アウトラインフォント形式のOpenTypeをメインにしている。OpenTypeは、1997年にTrueTypeの拡張として発表された。TrueType形式のアウトラインデータに加え、CFF/Type2というPostScript用のアウトライン形式を含めることができる点がTrueTypeと異なる。 ここでは、OpenTypeフォントであるCascadia Codeを例に、フォントの概要やアプリケーションからのフォントfeature機能の利用について解説する。 そもそもCascadia Codeフォントとは? Cascadia Codeフォントとは、Windows Terminalと同時に開発されたオープンソースのフォントである。Windows Terminalと同時にインストールされるが、単体でもインストール可能だ。このフォントを例に持ち出したのは、オープン
