ふづきです。 いつかの誕生日に、 嫁のさつきからもらった1冊の本がありました。 たった32ページ。 たった300文字程度の絵本。 あれから、もう何年も経っているけれど、 今、読み返してみても、 あの頃と変わらず…。 嫁と、始まり それから この頃 そして、今 振り返ると 嫁と、始まり 出逢いは十数年前の春。 その頃は花粉症なんて気にも掛けていなかった。 今となっては、「桜花粉」と命名して、 花粉症ながらもカッコつけていたりする自分がいることに滑稽さを覚える。 彼女のシルエットに人並ならぬオーラを感じ、 振り返った時の、その笑顔に心を奪われたこと。 当時の気持ちを、今も鮮明に覚えている。 先輩後輩関係だった嫁と自分。 自分からの猛アピールで、 環境と価値観、立場という距離を縮めていった。 人と人、 同じ言葉を話し、 同じようなものを食べ、 似たような生活環境の中、 社会人として勤める。 けれ