大王製紙・井川前会長 マカオでカジノ20億円 特捜部、遊興仲介業者聴取へ 産経新聞 10月21日(金)7時55分配信 総合製紙大手の大王製紙の井川意高(もとたか)前会長(47)が連結子会社から巨額の現金を借り入れていた問題で、井川前会長がマカオに複数回渡航し、カジノのギャンブルで少なくとも20億円を使っていたことが20日、関係者の話で分かった。遊興費の原資の大半は子会社からの借入金とみられる。 東京地検特捜部は、カジノでの遊興を仲介していた業者が、借入金の支出先の詳細を知っていると判断。この業者を週内にも聴取し、前会長が海外で使った資金の解明を目指す。 仲介業者は客から現金を預かり、渡航チケットや宿泊先を手配。現地ではカジノで使う資金の立て替えなどを行う。関係者によると、前会長は数年前からマカオに渡航する際に、仲介業者に依頼。これまで5億円を4回にわたり入金し、ほとんどを使い果たしたこ