小さくなった「赤プリ」。箱状の足場は8日、地上に着く=8日午前、東京都千代田区、福留庸友撮影約110メートルの高さになった、解体工事中の「赤プリ」=2013年1月8日、東京都千代田区、福留庸友撮影解体前の「赤プリ」=2010年4月28日、越田省吾撮影 【福留庸友】上層階から取り壊すユニークな解体法で縮み続けている「赤プリ」こと「旧グランドプリンスホテル赤坂新館」(東京都千代田区、地上40階、高さ140メートル)の解体が大詰めを迎えている。 既存の屋根を残したまま、その下にビルを覆う形で組んだ高さ約20メートルの帯状の足場の中で解体している。外観からは解体中と気づきにくいが、8日には建物は高さ37メートル(8階相当)になり、足場が地上に着く予定。昨年11月13日から10日ごとに6・4メートルずつ縮み、今年3月9日には半分の高さになっていた。 地上部分と足場も含めた解体が完全に終わるのは