NETPAC賞受賞を受賞した塚本晋也監督現在開催中の第80回ベネチア国際映画祭で、塚本晋也監督の最新作「ほかげ」がNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞したことが現地時間9月8日に発表された。同映画祭でNETPAC賞が授与されたのは4度目で、日本人監督の受賞は初となる。 NETPAC賞は、1990年にアジア各国の良質な作品や優秀な若き映画製作者を世界に広めるために設立された国際団体であるNETPAC(正式名称 Network for the Promotion of Asian Cinema)の審査員により選ばれ、最優秀アジア映画賞として世界の60以上もの映画祭に設けられている。ベネチア国際映画祭でNETPAC賞が授与されたのは、ジャ・ジャンク―監督「プラットホーム」(00)、ババク・パヤミ監督「1票のラブレター」(01)、ゲラ・バブルアニ監督「13 ザメッティ」(05)に続き4度目で