純粋に興味があるんだけど、理系の人は句読点を「,」と「.」にしないと気が済まないの? それとも横組文書や論文の扱いでそうする習慣がついちゃってるの?
編集者たるもの、読点を打たない日はありません。しかし、よく考えてみるとどこに読点を打てばよいのか、きちんと教わったことがないような気がします。おぼえているのは、せいぜい 「息のつぎめのところでテンを打つ」 ぐらいで、あとはすっかり忘却の彼方へ。皆さんはどのように習ったでしょうか? さて、読点とはいわゆる「、(テン)」のことでありますが、句点「。(マル)」を含めた句読点とは何か。学研国語大辞典で調べてみることにしました。学研国語大辞典さんが言うには、 くとうてん【句読点】文章を読みやすくするためにうつ符号。句点「。」と読点「、」。 だそうです。ここで「文章」とは書き言葉のことで、話し言葉は含まれません。当然ですね。大事なので大きい字で示すと、 話し言葉に句読点は存在しない のです。そのかわりに話し言葉では、音の強勢や音の高低、間の取り方などで、文や語句の切れ目を表現しています。逆に言えば、こ
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