竜骨、および船底部分のプランキングをいくつか組み上げた状態。ロングシップ(文化的背景を含む船種を指す語であり「長い船」という字義通りの意味ではない)に近い。デンマークにて。 セーリング・クルーザーのフィンキール。船体中央、下に突き出している部分。斜め横向きの力を前進力に変える。また数百kgの錘が入っており復原力も生む。 竜骨(りゅうこつ、英: keel)は、船舶の構造材のひとつで、船底中央を縦に、船首から船尾にかけて通すように配置される強度部材。本来は唐船の船底(カワラ)の名称だが英語のキール(keel)の訳に当てられている[1]。 また、飛行船など船舶以外の輸送機器においても、同様の効果を持つ底部構造材を竜骨と呼称する場合もある。 中国における古典的な造船では、まず竜骨を船の前後方向に準備し、竜骨に対して直角(船の左右方向)に肋材を組み、それを梁によって固定することから始まり、この基礎部