菅首相、昼に出勤=「公務ないため」 菅首相、昼に出勤=「公務ないため」 菅直人首相は15日、首相公邸を出邸する時刻を、当初発表していた午前10時から正午前に遅らせた。首相秘書官は「(午前中は)公務の予定がなく、来客もないため」と説明。首相は公邸から官邸に入る際、記者団から「ゆっくり休んだのか」と問われると、笑みを見せながら「いやいや、いろいろ手紙を読んだり」と答えた。 これに関し、仙谷由人官房長官は午前の記者会見で「公邸で事務打ち合わせ、および電話をしていて、公務をしていることを確認した」と述べた。民主党が大敗した参院選後、首相が公務をほとんどしていないとの指摘に対しては、「政治家が考える時間を持てず、人と会ってばっかりというスタイルはいかがなものか。考える時間を与えていただければと思う」と首相をかばった。 (2010/07/15-12:39)