沖縄県那覇市の認可外保育園「緑のすず乃保育園」で7月30日昼ごろ、預けられていた生後3カ月の男児が心肺停止の状態になり、搬送先の病院で死亡した問題で、園長の女性が5日、沖縄タイムスの取材に応じた。園長は、乳幼児に求められている10分おきの呼吸確認をしていなかったことを明らかにし、「男児や遺族に申し訳ない」と語った。(社会部・矢野悠希) 【写真】保育中になぜ…乳児死亡「保育園は本当のことを話して」母親が訴え 自ら119番通報と心臓マッサージ 園側の説明によると、男児が亡くなった日は、園長と女性職員の2人が勤務していた。 午前8時ごろ、母親が連れてきた男児を検温すると約37度で健康状態に問題は見当たらなかった。預かり後、男児をベッドに寝かせ、10分おきに体を触って体熱を確認していたという。 那覇市は認可外保育園に対し、呼吸だけでなく、表情や体熱など6項目を10分おきに確認するよう求めている。し