7月14日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は反発して始まっている。写真は東京証券取引所で4月撮影(2014年 ロイター/Issei Kato) [東京 14日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は反発して始まっている。前週末の米国株高を好感した。日経平均は前週に1年8カ月ぶりの5日連続安を記録し、値ごろ感が出たことで押し目買いも入った。情報・通信、商社、精密がしっかり。不動産はさえない。 国内に買い上がる材料は乏しく、寄り付きの買い一巡後は上値が重い。14―15日の日銀金融政策決定会合や今週から本格化する米企業決算を控えて、売買代金が増えにくい中、日経平均は25日移動平均線(1万5217円26銭=11日)が抵抗線として意識されている。もっとも、下がれば日銀によるETF(指数連動型上場投信)買いが入るとの期待があり、下値余地も限定的とみられている。