米メリーランド州のアンドルーズ空軍基地で、米大統領専用機エアフォースワンに乗り込むドナルド・トランプ大統領(2020年9月3日撮影)。(c)MANDEL NGAN / AFP 【9月7日 AFP】米大統領選まで2か月を切る中、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は選挙戦の本筋からどんどんそれて、陰謀論という迷宮の奥へと突き進んでいるようだ。 黒服に身を包んだ工作員、「暗い影」に「ディープステート(闇の政府)」、極右グループ「Qアノン(QAnon)」、トランプ氏がクーデターや不正選挙計画の犠牲になっているとの主張──こうした数々の陰謀論に加えて、トランプ氏が先日新たに開陳した言説は、首都ワシントンで開催された共和党全国大会を妨害するため飛行機いっぱいの扇動者らが送り込まれたというものだった。 トランプ氏は8月31日、米FOXニュース(Fox News)とのインタビューで「この