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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (4)

  • クマの仲間の祖先“子ネコカワウソクマ”の化石、新種として記載

    新しい化石種「Eoarctos vorax」。約3200万年前、現在の米国ノースダコタ州の川辺に暮らしていた。アライグマに似たこの種は、哺乳類の進化における重要な時代を生きていた。(ILLUSTRATION BY MARK HALLETT) クマの最も古い仲間の一つは、グリズリー(ハイイログマ)というよりはアライグマに似た姿をしていて、カタツムリの殻をかみ砕くのが好きだったようだ。「Eoarctos vorax」と名付けられたこの化石哺乳類は、格的な哺乳類の時代に突入した約3200万年前、スカンクやアライグマ、クマ、さらにはアザラシを含むグループがどのように始まったかを解明する手がかりになるかもしれない。(参考記事:「太古の「百獣の王」、新種の絶滅哺乳類を発見」) 古生物学者たちは何十年も前から、Eoarctosの謎を解こうと試みてきた。米国ノースダコタ州のフィッテラー・ランチでは194

    クマの仲間の祖先“子ネコカワウソクマ”の化石、新種として記載
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    active555 2023/06/09
    ネコにカワウソにクマか
  • 世界の漁業補助金の64%が「有害」、中国が最多

    フィリピンのジェネラル・サントス港に停泊した中国の貨物船で、凍ってくっついたマグロを槌で叩き、はがす乗組員。(PHOTOGRAPHY BY ADAM DEAN, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 世界の水産資源が減りつつあるなか、世界貿易機関(WTO)は、漁業の乱獲を促すような「有害」補助金を禁止しようと協議を続けている。しかし、各国政府によるそうした補助金は増える傾向にある実態が明らかになった。(参考記事:「なぜ日は問題先送りの漁業補助金を撤廃できないのか」) カナダのブリティッシュコロンビア大学が152カ国の補助金について徹底的に調査し、2019年11月号の学術誌「Marine Policy」に論文を発表した。これによると、2018年に支給された「有害」補助金は220億ドル(約2兆3660億円)に上り、漁業補助金全体の63%を占めるという。この比率は、2009年の調

    世界の漁業補助金の64%が「有害」、中国が最多
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    active555 2019/10/12
  • 世界を20分超駆け巡った謎の地震、驚きの調査報告

    2018年5月以来、マヨット島付近で群発地震が発生していた。写真は、マヨット島すぐ東にあるシシウア・ムブジ島。この島の北東に、群発地震の震源地と新しい海底火山があることが、最新の研究で明らかになった。(PHOTOGRAPH BY HEMIS / ALAMY) 2018年5月10日、アフリカ大陸とマダガスカルに挟まれたフランス領マヨット島を群発地震が襲った。そのほとんどは小さかったが、5月15日には島がかつて経験したことのないマグニチュード5.8の地震が発生した。 群発地震はいまもなお続いている。その隙間を縫うように、2018年11月11日、奇妙な地震が世界を駆け巡り、1万7000キロ以上離れた地震計にも記録された。にもかかわらず、周期があまりに長かったため、揺れを感じた人間は誰もいなかった。(参考記事:「謎の地震が世界を駆け巡る、20分超継続、原因不明」) この不思議な現象に科学者たちは困

    世界を20分超駆け巡った謎の地震、驚きの調査報告
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    active555 2019/05/26
  • エジプト中王国の大規模墓地を発掘、墓800基

    おびただしい数の古代の墓が集まっているエジプトのリシュト。およそ4000年前の中王国での生と死について手掛かりが得られるかもしれない。(PHOTOGRAPHY BY SARAH PARCAK) はるか昔の共同墓地が、数千年にわたって砂漠の下に潜んでいた。場所はエジプト北部、アルアイヤートのすぐ南にあるリシュトの村の近くだ。サハラ砂漠の端に位置する古代の墓地は、隠れた場所にあるわけではない。墓地の北と南に2基のピラミッドがそびえているからだ。 しかし、ここにある古い墓の多くは、現在まで長いこと砂に覆い隠されていた。 米アラバマ大学バーミングハム校とエジプト考古省は、1シーズンの共同調査によって、リシュトにある802基というおびただしい数の墓を精密な地図にまとめた。ハリド・アナニ考古相、エジプト考古最高評議会のムスタファ・ワジリ事務局長の発表によると、新たに記述された墓はおよそ4000年前のも

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