世界をあっと言わせた新型万能細胞「STAP細胞」。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の笹井芳樹副センター長(51)が30日、取材に応じ、「研究を日本から世界に発信できたことを大変誇りに思う」と胸を張った。 開発した研究ユニットリーダーの小保方(おぼかた)晴子さん(30)の様子については「論文が実際に受理され発表されたことでほっとしているようだ」と明かすとともに、「実験好きで、自分のデータを厳密に検討し、そのデータを何よりも信じて辛抱強く研究する人」と評価。「データが教科書の内容に反する内容でも、それを信じて証明しようとしたことが実ったいい例だ」と話した。 さらにSTAP細胞が、iPS細胞よりも簡単な方法で作製できる点を強調し、「まさにコロンブスの卵だ」とも述べた。割烹着のリケジョは、米ハーバード大の3天使だった 小保方さん「眠る間も惜しい。成果を世界に還元」