僕は、住居をソフトウェアでより快適な環境にできるのではと思っています。 一番最初にそう思ったのは、Alexa や Google Home が登場したときです。 これらのスマートスピーカーと呼ばれるデバイスは、こちらから話しかける必要があります。 でも僕は、朝になったらカーテンを開けてくれて、家に帰ってきたら電気を点けてくれ、落ち込んでいたらロッキーのテーマでもかけてくれる、そんな家に住みたいのです。 家のソフトウェア化が進めば、Tesla の自動車のように、毎週、新機能を追加することができるかもしれません。 知らないうちに、自宅のクッキングマシンが肉じゃがを作れるようになっているのです。 蓄積されたデータをクラウドやスマホに入れることができれば、引っ越しの際はデータを引き継ぐことで、新しい住居でも同じ生活がすぐに始めることができます。 お気に入りのコーヒーがすぐに飲めますし、オフィスでもそ