こちらとこちらでRAMディスクの構築が完了したら、実際に使ってみよう。RAMディスクに書き込まれたデータはPCの電源を落とすと消えてしまうため、OSの動作に関わるファイルや大事なファイルの保管場所としては不向きだ。RAMディスクの最適な用途は、インターネット一時ファイルやOSのテンポラリファイルといったキャッシュの保存先だ。 これらは普段から頻繁に書き換えられるファイルなので、高速なRAMディスクのパフォーマンスを思う存分発揮できるぞ。インターネット一時ファイルはダウンロードしたファイルの一時的な保管先としても利用されるため、RAM ディスク内に設定しておけば、解凍作業が高速化されるぞ。