風疹などの感染症の予防について、2日千葉市で講演会が開かれ、妊娠中、風疹にかかった経験のある女性が「一人一人が行動することで流行を無くしたい」と訴えました。 感染症のうち風疹はワクチンで予防できますが、平成24年から翌年にかけて大規模な流行が起き、国は、海外からも多くの人が訪れる2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでに流行をなくしたいとしています。 講演会では妊娠中に風疹にかかり、長女が目などに障害が出る先天性風疹症候群と診断された神戸市の西村麻依子さんが経験を語りました。西村さんは、妊娠前にワクチンを接種しなかったことに後悔しているということで、「風疹で障害が出たり、亡くなったりする赤ちゃんを増やしたくない。一人一人が行動することで、東京オリンピックまでに流行をなくしたい」と訴えました。そのうえで、前回の流行は、20代から50代の男性を中心に広がったことを踏まえ、妊婦などへの感