アメリカで、日本語を学ぶ人が増えているのに対して、教師の数が減っているとして、日本政府は、現地で日本語教育に携わる関係者とともに支援策の検討を始めました。 日本のアニメやゲームが人気になっていることもあって、アメリカで日本語を学ぶ人は、近年増加傾向にあり、日本の国際交流基金によりますと約17万人に上るとみられています。その一方で、日本語教師は高齢化が進んでいることなどから減少しているということです。 懇談会で、杉山駐米大使は「アメリカでの日本語の普及は非常に重要だが、環境は盤石ではない。日本語の先生がいなくなり講座もなくなったという話を聞く」と述べ、日本語教師が減少傾向にある課題を指摘しました。 そのうえで「今の状況を改善し、日本語を学ぶ人たちを後押ししたい」と述べ、日本語教育の推進に向けどのような支援が可能なのか検討していく考えを示しました。 ワシントンの日本大使館では、定期的に関係者と