東大院卒。なぜ日本の国語の授業に古文・漢文が入っているか教えてやろう。理由は、簡単にいえばディベートや作文の穴埋めだよ。 欧米の国語の授業じゃ、ディベートや作文の授業がたくさんある。企業での報告書・企画書の書き方とか、日本じゃ入社してから習うけど、向こうだと中高の国語の授業で習う。 日本じゃ、ディベートや作文の授業の割合を低くして、そのかわりに現代文は文学鑑賞中心。そうすると国語の授業が文学鑑賞だけになっちゃうから、古文や漢文をやらせて穴埋めしているのさ。 なんでそんなことしてるかって?国民がディベートや作文がうまくなると、政府批判がうまくなって、政府に歯向かうようになるからさ。 今の受験生にはピンとこないだろうけど、今から40年ぐらい前、1960年代には、そうやって知恵をつけた学生が実際に政府に歯向かおうとしたことがあったんだよ。それで、日本の学生が日本政府に対して起こしたテロ事件が多発