他人のID・パスワードを不正に使用したり、その他の攻撃手法を用いて、アクセス権のないコンピュータ資源にアクセスすることは、「不正アクセス禁止法」で禁じられている。不正アクセス禁止法違反で逮捕されるのは、10代が最多ということをご存じだろうか。 総務省、警察庁、経済産業省発表の「不正アクセス行為の発生状況及びアクセス制御機能に関する技術の研究開発の状況」(2015年3月)によると、2014年中の不正アクセス被疑者は「14~19歳」が最も多く、最年少は14歳だった。なお、不正アクセス禁止法違反で補導された14歳未満の少年も8人いたことが分かっている。 不正アクセスの動機は、全年代では「顧客データの収集等情報を不正に入手するため」が最も多く(139件)、次いで「不正に経済的利益を得るため」(86件)、 「嫌がらせや仕返しのため」(54件)、「オンラインゲームやコミュニティサイトで不正操作を行うた
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