ブックマーク / kakuyomu.jp (7)

  • 突然妊娠できる身体になった男性議員が子供三人を産まされる話 - 突然妊娠できる身体になった男性議員が子供三人を産まされる話(ななおくちゃん) - カクヨム

    「そ、そんな馬鹿な……」 梅田議員は青ざめた顔で鏡を見つめていた。 2019年、日でとある怪現象が起きた。二十歳以上の男性の半数が突然、妊娠・出産できる身体になったのだ。 原因不明のこの怪現象に、政府や医療機関は対応に追われた。女性はもちろん、自分たちの子供を作れることになって喜ぶ同性カップルの姿や、結婚はしたくないけれど自分の遺伝子を持つ子供は欲しい男性、子供を産む苦労をに担わせたくない男性など、この状況を素直に受け入れる国民もいた。 この件について与党議員である梅田は「三人以上は産んでほしいですな!」と叫び、子を生み育てるハードルが高い日の現状を無視した発言に非難が集中することになる。 この怪現象にはとある特徴があった。孕むことができるようになった男達は皆、身体の一部に『やればできる』という言葉が消えないアザとなって浮かび上がるのだ。 その部位とは背中、肩、足、胸元と人それぞれで

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    adchange 2019/06/01
  • AAゴールデンエイジ - AAゴールデンエイジ(オジョンボンX/八潮久道) - カクヨム

    結局、日初の女性首相の座を射止めたのは芦田愛菜だった。初の女性であるばかりでなく、憲政史上最年少での就任だった。 平成が終わり、さらに愛機(ラブマシーン)がわずか12年で終わり、愛子帝の請振(ギミギミシェイク)が始まった。ギミギミシェイク13年、西暦2043年に芦田愛菜は39歳で首相に就任し、現在は3期目の7年目、46歳である(ギミギミシェイク20年、西暦2050年)。 かつて天才子役として名を馳せた彼女は、年齢以上の知性や能力の高さを見せて 「実は人生何周目かなのでは?」 と冗談が交わされたこともあった。しかしそれが冗談に聞こえないほど、「これしかない」という最短・最適な経歴でわずか39歳で首相に就任し、初代首相・伊藤博文の44歳の記録を破ったのだった。ただ芦田首相自身は、党総裁選の最中から自身の若さを強調したことはなく、「若いから」ではなく、地位にふさわしい人物がたまたま若かっただけ

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    adchange 2019/05/10
    めちゃくちゃ面白かった。愛子様強すぎる。
  • ペットボトルを机に置いてください。出来たらあなたは合格です。 - ペットボトルを机に置いてください。出来たらあなたは合格です。(グレブナー基底大好きbot) - カクヨム

    これから最終面接が始まる。 観葉植物が並んでいる小綺麗な廊下で、僕は呼ばれるのをじっと待っていた。膝の上に置く拳に汗がじわじわと滲む。ここまで来るのにどのくらいの手間と時間がかかったことか。 僕はスーツのポケットから小さな鏡を取り出し、ネクタイが曲がっていないか確認する。次にジャケットのボタンを見て、一番下がちゃんと外れていることを確認する。最後にポケットのフタを中へとしっかりしまう。ばっちりだ。 数学科の僕の就活は酷く難航していた。まず、アピールすべきポイントが見つからない。同じ理系でも化学や生物などの実験系の分野は「こういう研究をしました」「新しい事実を発見しました」などの自分の結果がある。しかし、数学科は往々にして研究結果を持たない。厳密には、3、4年大学に通ったくらいでは研究までたどり着けないのだ。 数学科では、ひたすら教科書や論文を読み、先人たちの知恵や知識を頭に蓄える。その作業

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    adchange 2019/01/17
  • 第7話 病人食はまずくはないが - 山本弘の闘病日記(山本弘) - カクヨム

    今回は病院での日常生活について少し書いてみよう。多くの人にとっては退屈かもしれないが、同じ病気で苦しんでいる方やその家族にとっては参考になると思う。 ようやくポメラが書き込みようになってた頃、7月の初旬、入院して2ヶ月ごろのことだ。 朝は6時に起床。早いように思えるかもしれないが、晩は10時に消灯して就寝、夜更かししようにもビデオもゲームもないので、早く寝るしかないのである。僕は毎朝6時前に起きていた。はなはだしい時には5時前後に。もちろん誰も起きていない。早番の看護師さんが来るまで、ずっと悶々としていた。 時間を潰すのに役だってくれたのは、スマホだ。数週間前からスマホを持ってきてもらい、どうにか扱い方を思い出して、使えるようになっている。ツイッターに目を通せば、世間で起きているニュースはだいたい把握できる。 しかし、できるのは他の人のツイートにリツイートのみ。他の人のコメントに何か書きこ

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    adchange 2018/11/28
  • 第6話 絶望と再生 - 山本弘の闘病日記(山本弘) - カクヨム

    僕は吹田市の国立循環器病センターにかつぎこまれた。そこに一週間ぐらい入院、その後は別の病院に移った。 当時はまだ、この病気のことを甘く考えていた。突然の入院だから、すぐに退院できるだろうと思っていた。 まさか四ヶ月近くもいるはめになるとは思っていなかった。 正直に言って、最初の頃、つまり入院した時期のことはあまり書きたくない。記憶があいまいなうえに、どこまでが現実に体験したことことなのか、よく分からないからだ。 たとえば、看護師さんにつれられてトイレに行ったことがある。当時の僕は車椅子で移動しており、一人ではトイレにも行けなかった。最初の何日かは、看護師さんにズボンを下してもらわないといけなかったのだ。また、万一の場合に備えて、パンツではなく成人用のおむつをつけていた。 用を足し終えて、洗面台で手を洗った。その時、ついでに顔も洗った。朝起きたら顔を洗うのが当たり前だ。 しかし看護師さんが、

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    adchange 2018/11/28
  • 第4話 前兆・その1 - 山本弘の闘病日記(山本弘) - カクヨム

    僕がこんな事態を招いたのには、何か決定的な前兆があったのだろうか。 僕は数日に一度、美月の帰りが遅い日など、自宅での一家団欒の夕をあきらめ、外で済ませている。だが別に暴飲暴をしているわけじゃない。近所のラーメン屋や鉄板焼の店、あるいはコンビニで売っている夜ぐらいのものだ。 普通の日は家でべている。普段べないような豪勢な事なんて、月に一度くらい、東京に行ったときにべるささやかなご馳走ぐらいのものだ。(秋葉原の『肉の万世』のロブスターは特にお気に入り) はかつて、僕がポテトチップスをべるたびに渋い顔した。塩分の取りすぎだと。確かに一袋に一グラムの塩は多すぎる。最近、僕はその悪癖をあらため、いっぺんにポテトチップスをべないことにした。 甘いものが昔から好きだ。医師から血糖値が高いとよく警告されていた。だが常人に比べて何倍も高いわけじゃないし、血糖を抑える薬も飲んでいる。何

    第4話 前兆・その1 - 山本弘の闘病日記(山本弘) - カクヨム
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    adchange 2018/11/28
  • 山本弘の闘病日記(山本弘) - カクヨム

    実録・プロ作家が語る感動と笑いとちょっぴり深刻な闘病生活 山弘 知らない人が多いと思うけど、僕は5月10日から9月5日まで病気で入院していた。病名は脳梗塞。 文章が書けなくなり、絶望のあまり死を望んだこともあるが、今では立ち直り、このようにパソコンで文章を打てるようになっている。だが、かつてのように早くは打てない。この文章にしても、ほんの1ページを打つのに何時間もかかっている。 ツイッターをやっている方なら、僕がこの数ヶ月、他の人のツイートにリツイートするばかりで、僕自身の文章をほとんど書いていないことにお気づきかと思う。言いたいことは山ほどあるのだが書きたくてもできないのだ。スマホでほんの2、3行のコメントを打ちこむでさえ、今の僕にとっては重労働なのである。 しかし、いつまでも引きこもってはいられない。自宅でリハビリを続けながら、少しずつ、書くペースを上げていきたいと思う。 そこでこの

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    adchange 2018/10/10
    闘病日記
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