アーケード施設の電子マネーをめぐり、協業の発表が相次いだ。コナミデジタルエンタテインメントは2月29日、セガ・インタラクティブとアミューズメント機器向け電子マネーインフラの整備を共同で検討することに合意。タイトーも楽天Edyと組み、同社のアミューズメント施設利用者向けに、電子マネー機能付き会員カードを発行すると発表した。 アーケードゲーム機に電子マネーを導入することで、従来100円単位だったプレイ料金を1円単位で設定でき、立地やユーザー層に合わせて料金を柔軟に変えたり、集金業務を軽減できるといったメリットがある。各社ともアーケード施設事業はユーザー人口の減少などで厳しく、効率化や新たな収益源を模索する動きが進みそうだ。 コナミとセガが電子マネー共同インフラ コナミとセガの共同インフラは今夏の提供を計画。コナミは2010年からアミューズメント施設向け電子マネー「PASELI」を展開し、セガは