新型コロナウイルスをきっかけに車の新たな使い方が広がっています。 公共交通機関の混雑を避け、車で移動したいというニーズが高まり、月々定額で車を利用できるサービスの利用者が増えています。 このサービスはサブスクリプションと呼ばれ、利用するたびに料金を支払うレンタカーとは異なり、月額の料金を支払って月単位や年単位で車を利用できるサービスです。 トヨタ自動車の車を扱う専門の会社では、ことし7月から5か月間の申し込み件数が前の年の同じ時期の8倍に増え、専用の車種を投入するなどサービスの充実に乗り出しています。 また、東京のベンチャー企業は、今年度前半の申し込みが前の年の同じ時期の4倍近くにのぼっているほか、ことし1月から事業を始めたホンダも当初は埼玉県の1店舗だけでしたが、利用者が増えたため30店舗以上に増やしました。 新型コロナウイルスの影響で公共交通機関などの混雑を避け車で移動したいというニー