前々から気になっていた「嫌われない毒舌のすすめ」を読みました。読み始める前は、まさかこれほど衝撃を受けると思っていませんでした。有吉弘行、彼は、非常に優れたリアリストです。小説の中のエピソードを紹介しながらこの点に言及していきたいと思います。 嫌われない毒舌のすすめ (ベスト新書)posted with ヨメレバ有吉 弘行 ベストセラーズ 2009-07-09 Amazon楽天ブックス7netブックオフ 社会通念ではなく、相手が実際にどう感じるのか? 宴会などの「無礼講」の時にどう振舞うか?ということについての有吉は以下のように説明します。 みんなが好き勝手に言える状況で、何か意見とかしてもインパクトがない(中略)他のみんなが文句とか不平不満を言ってるときに、自分だけは褒める。やっぱり、人の裏をかいていかないとダメです。 有吉が大切にしているのは、その状況にそぐうかそぐわないか?という視点